教授 馬庭壯吉

ごあいさつ

 2017年のリハビリテーション医学講座開設から今年で4年目を迎えます。

 今年度は濱崎由文先生、岸咲貴子先生の2名の専攻医をお迎えしスタートしました。リハビリテーション部には、理学療法士の前川珠里さん、今若華菜さん、佐藤 光さんのフレッシュな3名が加わり、附属病院に新設される周産期母子医療センターや高度脳卒中センターの機能を支援していくことになります。コロナ禍の中で明るいニュースとなっています。

  地域医療への貢献としましては、専門医を取得した石原弘基先生が大田市立病院へ初めての専門医として赴任されました。県中央部の基幹病院において活躍されることを期待しています。また昨年には前木奈津美先生が雲南市立病院に常勤医として赴任されており、雲南地区のリハビリテーション医療を支えておられます。

  2019年に県が行った勤務医師実態調査によりますと、リハビリテーション科医師の充足率は70.7%でした。必要数(各病院の希望人数に基づく数字ですが)の32.8人に対して現員数(常勤換算後)は23.2人で約10名不足していました。医療過疎が指摘されている県西部のみならず全圏域で充足していないのが特徴です。自分を含めて高齢の医師が診療にあたっているのが現状ですので、若い専門医を育成していくことが本学の重要な使命の一つであると認識しています。

  私の恩師である越智光夫先生(広島大学長、本学整形外科・前教授)が単行本『胡蝶は夢なのか』(中央公論新社)を上梓されました。その帯に記されている「彰往察来」という熟語がありますが、過去に学んで未来を予測するという意味があるそうです。我々のような若い組織にとって座右の銘とするのに相応しい言葉ではないかと思います。この本のおかげで久々に中国故事に触れることができました。親しみやすい言葉で解説されていますので、是非手に取ってご覧いただけたらと思います。

  今年度は、医師7名、療法士32名(PT21名、OT8名、ST3名)、看護師2名、事務2名、医療クラーク1名の合計42名が一丸となって診療・教育・研究にあたってまいりますので、宜しくご指導・ご鞭撻いただきますようお願い申し上げます。

 


リハビリテーション医学講座 教授 馬庭壯吉

専門・所属学会等

専門医・指導医・認定等

リハビリテーション科専門医・指導医
整形外科専門医
日本摂食・嚥下リハビリテーション学会認定士
日本整形外科学会スポーツ認定医

所属学会

日本リハビリテーション医学会
日本摂食・嚥下リハビリテーション学会
日本整形外科学会
日本股関節学会

役員等

日本リハビリテーション医学会 代議員
日本摂食・嚥下リハビリテーション学会 評議員
日本急性期リハビリテーション医学会 理事
日本股関節学会 評議員
日本股関節外科学会 変形性股関節症ガイドライン作成委員

 

診療内容