ブログ「未来のカラダに」がスタートします
2021年11月26日
【今回の記事の概要】ブログ「未来のカラダに」の最初の記事になります。今回の記事では「あなた自身の健康」とはどんなものかについて考えるきっかけになる内容です。皆さんは本当はどうありたいのでしょうか?
あなたの健康チェック!
今回の記事は私が書きました。
江草典政(理学療法士)
ブログに訪問して下さった皆様、ありがとうございます。
今回は、ブログ最初の記事ですのでブログの役割や位置づけについて少し説明してみます。
Q:今のあなたの健康度を100点満点で表すとしたら何点ですか?
( )点
’’健康である’’こと
さて、皆さんは100点満点中何点で自分の健康を表現しましたか?そして、皆さんが減点した理由はどんなものでしょうか?
- なんだか酷く疲れている
- 腰が痛い
- 治療中の病気がある
- ストレスが溜まっている
- お酒の飲み過ぎが気になっている
- タバコが止められない
- 太りすぎている
- 痩せすぎている
WHO(世界保健機関)は、健康を「病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいう。」と定義しています。
皆さんが減点した何か気になる事は、“何か満たされない事”でもあります。そして、この何か満たされないものは時々皆さんの思考に影を落とします。
皆さんは、本当はどうありたいのでしょうか。
誰のための健康?
それでは、健康であることは誰にとってメリットがあるのでしょうか?
自分自身のため
まずは言わずもがな、自分自身のため。です、健康を害することは就業不能のリスクとなり、それは収入源の喪失にも繋がります。
また、不健康は大きなコスト(費用)を生じさせます。
多くの方が生命保険などの掛け金を支払うことと思いますが、実は健康であるために投資をする方がメリットが大きいのかも・・・・知れませんよ。
家族のため
皆さんにも親、兄妹、配偶者、子供など大切な人がいらっしゃることと思います。
私たち病院職員は、残念なことに患者さんとその家族の悲しみの場面に遭遇することも多々あります。
気をつけたから病気にならない、なんて事はあり得ませんし、病気になることは本人の責任ではありませんが、健康に繋がる行動、不健康に繋がる行動は確かにあるのが事実です。みなさんの健康は、家族の幸せ、です。
組織のため
健康を損なうと仕事を休む事になります。
これ自体も組織のパフォーマンスの低下に繋がりますが、近年注目されているのは「出勤はしているにも関わらず、なんらかの体調不良によって本来のパフォーマンスが発揮できない状態」であり、これを“プレゼンティーズム”と呼びます。
頭が回らなかったり、腰が痛かったり、どこか不調で思うように仕事が進まない。
このような状態だと組織全体のパフォーマンスが低下します。
このため、近年では経済産業省や厚生労働省が「健康経営」として日本全国の企業に対して職員の健康増進を図る取り組みを始めています。
病院のマネージャーの皆さん、皆さんの管轄の組織は“健康”ですか?
未来のカラダに
このブログは、職員の皆さんに健康になって欲しい、そして皆さんの周りの家族も、そして病院も元気に、幸せになって欲しいという気持ちから産声を上げました。
図らずも病気になってしまうこともありますし、健康こそが正義だ、とも思いません。
しかしながら、心身ともに健康であることは多くの方の幸せにも繋がるものだと信じています。
定期的に健康情報をお届けしますので、皆さん自身のために、そして大切な人のために、健康作りに向けた一歩を踏み出して頂けたら幸いです。
「特別号 未来のカラダに Vol.04」をダウンロードする(PDF:2.0MB)